ジャパンディスタイルな住まい

ご実家近くでの家づくり計画でI様が見付けられたのは「宅地ではない難しそうな土地」幾つかのハードルやタイミングに、話を聞いてだめだったら止めようとさえお考えだったのだとか。ルポハウスで設計士の「やってみましょう、という声に背中を押してもらった」と一歩を踏み出していただきました。

打ち合わせのスタジオの様子を「皆さんの仕事風景も見られて、安心してお任せできた」「子どもが楽しみにして、保育士さんの存在は大きかった。季節のイベントなども親子でうれしかったです」とお二人。
「頭の中が家のことばかりで、楽しいけれど大変な一年」という家づくりでは、自邸を建てたばかりのリアルな設計士の声や、ネガティブポイントも教えてくれるインテリアコーディネーターを頼ってくださったと伺いました。
また良かったとご実感なのが、最初にコンセプトを固められたこと。真剣だからこそポジティブなことばかりではない時に「ジャパンディなテイストとグレー」という軸があったことで取捨選択がスムーズに。

素材感で選ばれたⅡ型キッチンをコックピットに見立て、各所に行きやすい回遊動線と、一階完結型というご希望をかなえた住まい。
チャレンジのシルバー外壁、人が集まる小上がりスペース、違いを感じるナラ無垢床、テレビなしで掃除ラクラクのリビング、並んで使えコスパのいい洗面、木の手摺り×鉄骨階段、ご家族の本棚など、さまざまなこだわりが「心残りはない」に反映されています。

「伝わりにくいイメージも設計士さんと話せたからできた」というご主人の夢だった書斎。「仕事をして寝たい」という相反するカタチを、造作カウンターと小上がり畳で実現。今ではお子さまと並んで作業されたりと、想定以上に使い勝手のいい空間になりました。

秘密基地のような小上がり押入れで遊ぶお子さまの姿などを「距離を持って接することで気持ちの余裕ができた」と奥さま。キッチンや書斎といった自分の居場所が生まれた家で、家族が緩やかにつながる心地よい暮らしを楽しんでくださいね。