さんかく屋根の白い家

「ルポハウスで建ててもらいたい！というのが先だったんです」と時間を振り返ってくださったN様ご夫妻。まだ土地などが決まっていない段階で、こんな家がいいなという思いを設計士にぶつけていただいていたのだとか。そんな時に役立ったのが”理想の家ノート”。雑誌の切り抜きや思い描いていたことを書き留めてしっかりと共有していただけていたので、同時進行で探していた土地が見つかった後もスムーズだった伺いました。
　
最初に三角屋根、だったら2階リビング、そこに真ん中階段という流れでプランを練り、この先も変わらない好みだろうと選ばれた白と木目で全体の統一感を演出されています。自分がよくいるスペースをその人に任せてという分業制で、奥様が1階と水回り、ご主人が2階のリビングと和室を担当。また嫌がるポイントが同じだというお二人が特にこだわられたのが、さまざまなパーツのでっぱり。窓の淵で少し出ている部分をカットするなど、なるほどのすっきりを実現されました。
当時は家の話が中心になることが多く、まるで作戦会議しているようだったというN様ご夫妻。完成してうれしかった半面、終わってしまったという寂しさもあったというほど、お家づくりを楽しんでいただきました。
　
土地だけの状態でここに建てるというのを見てもらったご友人を先日招待して「本当に建ったね。すごくおしゃれ！」と言ってもらえたと笑顔の奥様。「生活が落ち着いて過ごしやすくなったので、次は人を呼んだ時にこうしたら喜んでもらえるかなというところで足りないものを加えたりするのが楽しみ」とご主人。
この家に似合うかも考えるようになったという、暮らしの選択や過ごし方の変化も生まれています。たくさんの笑顔が集うひと時を充実させてくださいね。