障子でつながる和モダンな家

「ガルバはちょこちょこあるけど、この和と四角の感じがかっこいい」とのお言葉通り、大きな存在感を放っているK様邸。エアコンの配管化粧カバーやアンテナも黒に合わせられた”ビジュアル重視”は、家の第一印象を決める外観だからこそ譲れないポイントだったのだとか。細部まで設計士と語らい、信頼し合った家づくりがスタートしました。
　
ご夫妻が最初にイメージされたのは、和モダンでかっこいい家。京都の料亭風というアイデアを膨らませた、インパクト十分な玄関ホールの障子や路地に入るような玄関アプローチに、和過ぎないところをついたセンスが光ります。障子を開ければ和室からLDKへと見通しの良い空間が広がり、K様邸を象徴する空間になりました。
　
注文住宅の良さを実感されたのが、統一感と動線です。ご主人こだわりのトイレでは、石調タイルの床・便ふた・織物柄クロスといった選び抜いた素材を、黒バリエーションでコーディネート。個々がトータルのまとまりにつながる醍醐味を味わっていただきました。
奥様の毎日をサポートするのは「洗濯機を回して、干して、片付けるがこの距離で済むから本当にいい！」と洗濯ストレスを解消してくれる動線。ランドリーとサンルームとクローゼットを五歩で結ぶ快適さは、参考にしたい間取りです。
　
「芝生を貼って庭づくりをやりたい」とこれからを教えてくださったK様。京都と滋賀の遠距離家づくりはその分かかる費用もあり、予算内で出来る事をやって後は追々と決められたそう。「完璧じゃなくてもいい。自分たちでつくる楽しみがあるし、愛着もわく」と続きを楽しむ暮らしに、家族の笑顔があふれます。