小さく、大きく暮らす家

新興住宅街の中、目の前に公園を臨む一角に建つ家。
必要以上に押し広げずに、親しい距離感で家族の存在を感じられる空間は
細かな寸法調整の積み重ねがポイント。
「足りる」を知ることは、豊かな暮らしを営む秘訣かもしれません。

Facade
青のガルバリウムと木目調の対比が美しいボックス型の外観。
シンプルな白の門柱や板塀からのぞく緑、
パーキングとアポローチのラインが全体像に奥行きとバランスを与えます。
Living
玄関から入ると、すぐ目に飛び込んでくるカジュアルな雰囲気。
壁に施した杉の節のワイルドさと、上品でやさしい香りのクリのフロアのコントラストが美しい。
Dining
テーブルは置かずに、ダイニングカウンターを用意しました。
自然素材に囲まれたスペースには、雰囲気に溶け込むシンプルなペンダントライトを。
キッチンを挟んで向かい合えば、ご夫婦共に笑みがこぼれます。
Copboard
オーダーメイドの「見せる」食器棚。
収納するものに合わせた棚板の高さなど、相談を重ねて作り込んでいます。
オーダーメイドならではの使い勝手の良さが、お施主様のお気に入り。
Garden
窓のラインと天井の高さを合わせることによって、スッキリした大開口。
フロアとウッドデッキ、内部天井と軒天井が、
それぞれ一連の高さで連なり、すっと抜けるような開放感を演出しています。

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