やさしい木の家

良い関係の建築と庭は、さながら仲の良い姉妹のよう。
優劣や勝ち負けで量ることなく、
互いを高め、引き立て、寄り添って支え合う優しい関係。

Facade
粗く織られたリネン地の様な
ニュートラルで柔らかな印象のファサード。
木々が彩る四季折々の色を際立たせるキャンバスとして
庭の魅力をひかえめに支えます。
Facade
角地の一方はプライバシーに配慮したデザインです。
板塀は羽板一本一本の高さ・厚みに微妙な変化を加えることで
フラットな印象を避け、表情のある庭の一要素としています。
Living
大小二つの吹抜けをもつメインスペースは
季節ごとに変化する日の光をコントロールしながら
取り込む工夫により、優しい明かりが包む空間。
桜色がかったフロアの色合いと重なり、ちょうど良い居心地に。
Dining
吹抜けとのコントラストを効かせ
ぐっと天井高を抑えたダイニングスペース。
リビングでは伸びやかに寛ぎ、ダイニングでは落ち着いた雰囲気で
家族や友人たちと食事を囲みます。
Bed room
ひかえめな木目のシナの温もりに満たされた主寝室。
大きな窓から眺める庭はもちろん、地窓で切り取る低木の緑と
微かな木漏れ日は、贅沢な寛ぎを与えてくれます。
布団用の大きな収納も設えました。

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