色んな四角形の家

いつかは家を建てたいなと話されていたお二人が、ご主人の通勤車の駐車場問題や、奥さまのウィンタースポーツやキャンプ用品の荷下ろしと収納のストレスも要員となり、本格的な家づくりを決意。
雑誌から互いに「ここ！」選ばれたルポハウス。信頼と安心ができた設計士の第一印象と、実際ご覧になった家が理想過ぎたという第二印象の良さで、確定をいただきました。

ちょっとずつ知り合って打ち解けていくような、と振り返ってくださった打ち合わせ。
「押し付けではない、プロとしての個人の見解をいただけた。その発想はなかったという提案や、シュミレーションしながらの進め方も良かった」とご主人。
奥さまも「いっぱいある中の一軒という感じがなくて。中途半端なものはつくりたくないという気持ちで、たまの無茶ぶりに設計士さんの目が燃えていたのが分かった」と笑顔になる、双方が全力で楽しむ時間に。

二つの特殊な要素から注文住宅を選ばれたというのが、ガレージとトイレです。
土地に合わせインナーガレージを計画、駐車だけでなく奥の空間での天候にとらわれないトレーニングスペースも想定。
もう一つはご主人の夢だった小便器を設置した広々としたトイレで、使い勝手の良さのみならず、老後のラクさも見通したI様邸の特別な場所になりました。
近隣の目線や生活音を気にせず過ごせる二階リビング、ダイニングに座ってテレビが見えるリビングの配置、飽きが来ず落ち着きをもたらす白基調の壁紙と和のしつらい、家事ラクと明るさで長居したくなる洗面ランドリー、こじんまりさを窓がカバーする書斎など「賃貸にはないこだわり」で一個一個の場所にストーリーが生まれた、全てを説明できる家が完成。

奥さまが初めて見た時に「きゅんとなった」と教えてくださった外観。夜に見上げる窓に映るバーチカルブラインドと障子から二つの光が調和する幻想的なシーンがお気に入りです。
温かな灯りの下で過ごすおうち時間や、運動のできるガレージを大いに充実させてくださいね。