自然と視線が交差する家

湖南市 T様邸

時間をかけた分だけ話して納得、
子どもや友人の笑顔が集まる家です。

中古の住まいをいつか建て替えたいと、いろいろ見ながら夢を膨らませていらしたT様。ルポハウスの家をご覧になり「玄関から想像が広がり、ここなら自分たちの描いていたことを受け入れてつくってもらえそう」と感じてくだったのだとか。その流れを「本当に自然。ふらっと入って決まったような、でもそれがご縁かな」と振り返ってくださいました。

「プロ目線でおかしいと思ったらちゃんと言ってほしい」と伝え進めてくださった打ち合わせ。ご自身と若いスタッフとの両方の感覚でできたことも良かったのだそう。やってみようが言いやすく、全部受け止めてもらえたという思いは納得に。
「大人と子どもが別で場を設けてもらえるのは良かった。あれがなかったら落ち着いて話せない、ありがたかったな」という保育士の存在。完成後も「行きたいよ」と言ってくださる楽しい記憶が、長いお付き合いにつながります。

T様邸の心地よさは、玄関を入って広がるリビングへの開放感と大きな窓。家の前にある森の緑をすべての窓から取り込みます。建て替えで周辺を熟知した間取りづくりが強みに。
色使いでは緑・白・木を基調に、奥さまの「一切黒を使わない。髪や家電などで後々入ってくるから」という思いが、カーテンの揺らぎと相まり柔らかな空間を生み出しています。

間取りの軸となったキッチンは十分な検討期間を経て、広さをかなえるI型をご採用。料理に集中できて振り向けばテーブルのあるラクな動線、家具の一部だと考え見られることできれいを保つ効果も「正解」と笑顔です。
ポーターズペイントされた玄関、勝手口が便利なご主人の趣味部屋や自ら壁紙等を選ばれた子ども部屋、将来を見越した1階寝室や2階納戸、視線を防ぐ浴室前腰壁など、アイデアと提案を突き詰め「一回やって分かってきたのに次がないのが残念。もっとやりたくなっちゃいました」と本気で家づくりを楽しんでいただきました。

訪れた人を虜にする居心地抜群のヌックには、レコード収納を兼ねたベンチを造作。奥に敢えて目線をずらす死角を設け、一緒にいながらも個々の時間を過ごせる場所に。家族の距離感を大切につながる暮らし、ますます充実させてくださいね。

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