素材と箱が重なる平屋

新築ではなく中古で物件探しをされていたM様。安くはないお買い物、間取りなどを見ているうちに「家を建てたいな」という思いが生まれ、シフトチェンジ。その際に、二階を使っていないご実家の状況や老後を考え、平屋を決心されたそう。
間口の広い土地が見つかり「僕たちの思いに近い提案」があったこと、「他では打ち合わせにならない打ち合わせでしたが、保育士さんがいてくださって」とルポハウスを選んでいただきました。

趣味を通して気が合い、家づくりのイメージも近いものを感じてくださっていた設計士の存在。インパクト大だったというのが「YouTubeで見た間取りがいいと伝えたら、ちょっと考えますと。次の時にはYouTubeとは違う、でも断然いい、伝えた希望がくみ取られた図面が出てきて」と奥さま。「それで！」と即決し土台が固まったのだとか。
関わったスタッフについても「勝手にですが友だち感覚みたいで。フットワークが軽くて、すぐに対応してもらえた。どこもこんな感じではないと思いますし恵まれたな」とお二人。充実の打ち合わせ時間を重ねていただきました。

広いリビングで開放感のある住まい。窓とのつながりで空間を広く見せ、大きなウッドデッキとの一体感で、いろいろな楽しみが広がります。
ご主人が注力された書斎は、設計士の提案であまりないパントリーの奥という間取りに。家族の気配を感じながらこもれる空間には、和の要素も加えソファー替わりの畳をチョイス。
広い玄関ホールには奥さまがやりたかったファミリーロッカーをつくり、意識的に収納は多めに計画。
掃除のしやすさを考え浮かせた造作テレビボードなど障害物をなくす工夫や、寝心地の良いお風呂など、快適さとくつろぎがバランスよくまとまりました。

「そんなところまで決めるの？」と楽しみ苦しみ、結果全部気に入っている家が完成したとM様。
お気に入りのナラ無垢床をご主人は「傷も思い出かな、経年劣化を楽しみたい」と思いをはせてくださいました。振り返る日々が、笑顔いっぱいになるような時間を重ねてくださいね。