緑に寄り添う中庭のある家

ゆっくり過ごせる広い家があったらなと、土地探しから始められたH様。滋賀での家づくりで見つけたルポハウスを「自分たちが建てたい家に近い」と訪れてくださいました。
決め手になったのは「設計士さんが話を聞いて共感してくれた。好みの家を建ててもらえる」という信頼感だったとか。

“生活感のない家” を軸に、ご夫妻で模索を重ねられたというお家づくり。「二人とも本気過ぎて険悪なムードになることも。そんな時もふわっと受け止めて、両方の雰囲気を取り入れてまとめてくださり助かりました」「一度諦めたこともどうにかできないかと、私たちのことをすごく考えてもらえたのはありがたかったです」とチーム一体でいい家をつくりたいを目指して歩んでいただきました。

個々にこだわりをお持ちだったお二人。奥様の中庭は「ちゃんと木の植わった庭師が剪定してくれるような庭がほしくて」と向きやデザインの細部まで一緒につくらせていただきました。お気に入りのリビングからと玄関から見る中庭は、何枚も写真を撮ってしまうほどだそう。
光の入り方を気にされていたご主人は、照明の種類と位置をコーディネーターと何度も相談。リビングは全部少し違うものを合わせ、ダウンライトは光のある時に部屋がきれいに見える集光ライトをセレクト。また「絶対にこれ」と決めていらしたキッチンを採用し、ストレスなくゆったり二人で立てる空間を楽しんでくださっています。
使いやすい水回り動線、すりガラスの窓、細い窓枠、隠すブラインド、多めの収納、広々洗面スペースなど、すっきりと暮らしやすさを満たす設えもバランスよく調和。

図面から立体になった我が家を「あまり想像ができていなくて初めて見た感があったけど、それがちゃんと理想通り。この家が好きです」と奥様。「最初は別荘に住んでいる感じだったのが、段々自分の家だと馴染んできた」というご主人。
額縁に見立てた窓からの移ろいが日常になった暮らしを、季節や時間とともに楽しんでくださいね。