つくる楽しさの家

「実は、大手ハウスメーカーと一度は契約をしていたんです…」と教えてくださったUさんご夫妻。一方通行の家づくりに楽しさを感じられずにいたなか、ルポハウスの提案があきらめきれず「家族を説得した」という奥様の一大決心で舵は切られました。決め手になったのは、営業を通さず設計士ととことん話し合うスタイル。また設計士だけでなく他のスタッフからの提案もあり、いいとこ取りができたのも偏らず良かったのだとか。

最初は「家のイメージがぼんやりし過ぎて、とっかかりが分からなかった」という奥様ですが、雑誌の気になるページに付箋を貼ったり打ち合わせを重ねるうちに、好きなスタイルが絞れてきたのだそう。「オープンハウスで別の家のこだわりを見たことも良かった」とご主人。自分たちにない発想を参考にして、実際に取り入れたものも。「これといったものがあったわけではないので、そうやって少しずつ形にしていきました」。言葉の通り、好きと家づくりの楽しさを凝縮した住まいになりました。

せっかく自由設計で家を建てるならとリクエストしたのが、さまざまな造作家具の設え。横並びで使える洗面台、昼寝・アイロン・読書など使い方自由な畳スペース、リビングの壁には床用のオークを貼りました。さらに、奥様がとことんこだわったのが収納です。お気に入りの居心地抜群ダイニングベンチは、ふたを開ければ収納に早変わり。スペースがあれば「収納に」と徹底した成果は、ご友人に「ここにも？！」と驚かれるほどです。暮らし良くすっきり見せる収納設計は忙しいママ必見ですね。

「まだゆっくりと家で過ごす時間が少なくて…」というUさんご一家ですが、家中を走り回れるようになりお子様たちはますます元気いっぱい。にぎやかな笑顔が似合う「これからというより、今が満たされている」という今日を実感できる住まいになりました。