緑植と共存する家

ずっと家を建てたいと思われていたH様による、満を持してのお家づくり。建売なども候補に回られた中で「どうせ建てるなら、毎月払う金額と心の満足度と生きていく希望を思ったらこれだよね」と注文住宅を選んでくださったのだとか。
設計士とのやりとりでは「いい事だけじゃなく、建築家として勧められないことをはっきり言ってもらえた。やっていて気持ち良かったですね」とご主人。複数のスタッフが係る打ち合わせでは「違う人の目線、第三者の意見をきちんと取り入れてもらえるのがいい」と奥様。知りえなかったことに触れる楽しさや、あれこれ調べたりも面白がっていただきました。

H様邸の ”植物のある暮らし” に豊かさをもたらす、木素材の数々。クリの無垢床を筆頭に、木目の出方に配慮したキッチン腰壁や見せる収納を楽しむカップボードなど、相性は言わずもがなです。これしかない！と思えたコーディネーター提案のアースカラータイルも、見事に調和。お二人ともがお気に入りのメインプレイスが完成しました。
また目を引くのが「青空に見える時が気持ちいい。見守ってくれていますね」と吹き抜けに浮かぶクジラです。ダイニングまで来てやっと見える配置にもこだわりました。階段にはクマもいて、ユニークな遊び心に訪れた人誰もが笑顔に。
生活面では効率のいい空気の循環や、夏の暑い日差しは入らず冬の暖かい日差しは取り込む機能性をご実感。快適さと個性の両方を満たします。
一度決めてからの仕様変更にすべて応えてもらえたことに感謝で、その結果の「住んでみてこうしておいたらがゼロ。後悔なしの家」と話すお二人に、充実感が満ちる住まいが完成しました。

季節を告げる植栽では、任せる所と自分たちでつくる所を何度も打ち合わされ、わくわくが詰まったアプローチが誕生。室内外問わず少しずつ手を加えることで、愛着が増し進化を続けるH様邸です。アウトドア派ならぬイン敷地派というご家族、お家時間を楽しみ尽くしてくださいね。